"自分を生きる"為の"魂の叫び"  http://remember.ina-ka.com/


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APPLESTOCK'08

遂にこの日がやってきました。
和気を始めて訪れた時から、思い描いていたあのステージでの演奏。
こんな短期間でこんだけの世界を作れるとは思ってもみなかった。
ほんまに皆に会って、皆が動いてくれたお陰です。
ありがとう♪

今回は13日の晩に和気入り。
この日からma-chaiは和気に移住☆
先を超されるとは・・w
なのでma-chaiは迎えに行った時、遊び道具いっぱいでしたw

で、14日の朝。
この日はりんご祭りの前日ということで、準備やらリハやらで超ハードスケジュール。
APPLESTOCKに参加してくれる仲間や、お手伝いに来てくれる仲間。
で、今回はHPを通じて知り合った仲間”つっちー”も初参戦ということでかなり大人数☆
それだけでもうめっちゃワクワク。

まずりんご園で機材搬入から音だし。
あのステージにでっかいスピーカーを設置します。
こんなん学祭以来や~。
めっちゃ懐かしい。

この日はめっちゃ天気が良かったので、ほんまにめっちゃ気持がよかった☆
で、昼ぐらいになって、次はゴルフ場での演奏をしに機材を持って移動。
その前に祭り当日に販売するカレー「もちろん、りんご入りカレー」を堪能する。
ジャガイモやと思って食べたもんが実はりんごっていういい意味での裏切りに会う、素晴らしく美味しいカレーです。
あれはほんまにまた食べたい!

んで、そそくさとゴルフ場へ。
昼飯時ということで、結構人がいる。
僕らが入っていくと「何や何や」って感じでざわつく。
手際よく準備をし、いざ演奏♪

思ったより反応してる人はおった。
でも、相変わらずAWAY感は否めないw
最後の『StandByMe』は結構いい感じやったかも。
こっち向いて聞く人が増えた気がしました。
あの曲は皆知ってるしね~
今後はゴルフ場用の曲も模索して行きます!
で、一通り演奏した後、仲間が和気駅に着く時間になったので、撤収。
例によって撤収めっちゃ早いw

んで、和気駅まで車を走らせる。
駅に着くと既にヒロさん、ノブさん、トゥムトゥムが待ってた☆
3人を乗せて明日ライヴする会場を見に行く。
3人とも圧倒されてる。
そんなこんなしてるうちにマットも到着☆
マットには今回三線とドラムをやってもらうことに。
メンバーが揃った所でステージリハをする。
ドラムやアンプのセッティングをする傍らヒロさんに演奏してもらう。
テレながらヒロさんの演奏が始まる。
久しぶりに聞くヒロさんの歌声。
やっぱし気持ちいい。
またこの野外ステージがよく似合う。
セッティングを終え、芝生の上で寝転がって演奏を聞く。
あぁ、気持ちいい。
前回宝塚でライヴした時に僕が「WOODSTOCKを作る!」って言ったのに呼応してくれて、ヒロさんは参加してくれました。
ほんまありがたい☆
皆もヒロさんの演奏に聞き入ってました。
まさにWOODSTOCKの空気を感じました♪
本物を生で見たことないけどw

で、次はOOPARTSの番☆
この時点で演奏する曲を決めるw
まずトウムトゥムの歌う、「StandByMe」とマットの三線の「島人ぬ宝」は決定済み。
後は未定w
取りあえず、上記の2曲を合わせる。
StandByMeはこれまでに僕の結婚式やテレビ出演の時に演奏してるので、問題なし。
次に今日始めて合わせる島人の歌をやる。
この辺りでミヤチさん登場☆
仲間がいっぱい来てくれてほんまうれしい♪
合わせてみるとマットが三線と歌はしんどいと。
ということで、自分の出番が終わって芝生でくつろいでいたトゥムトゥムを手招き。
歌えとw
いきなりやけど、そこはさすが。
バッチリ歌い上げてくれました。
ここはこうしようとか詳細を決めて、もういっかい合わせる。
うん、いい感じ♪

んで、後はマットにドラムを叩いてもらって合わせ。
IShotTheSheriffとかドラムややこしい曲も雰囲気をつかんで叩いてくれました☆
うん、こっちもいけそう♪

で、最後に島人ぬ宝を合わせて終わろうとした時に、リンゴ園のお隣の施設のオーナーさんが登場。
また怒られるんかと思ったら、「沖縄の曲いいねぇ♪」って。
すごい嬉しかった!
最後に気持ちよく演奏した後、挨拶。
ほんなら、「六甲颪歌って。」とリクエストがw
後々、話を聞くと僕らが演奏中も六甲颪のリクエストがあったらしいw
どんだけ~w
別れ際もブツブツと「六甲颪。。。」って言ってはったw

で、この後片付けして、皆で家に移動。
さすがにこの人数で五右衛門風呂に入るんは大変なので、ご飯後に近くの雲海温泉に行くことに。
取りあえず、飯!
昼間に皆で買った肉を庭で焼く、BBQ!!
集まった人間のほとんどがミュージシャンというとこういう場は確実にライヴ会場になります。
次々とギターやら何やらが持ち出され、各々が自分の歌を披露します。
こういう時ギター弾けるといいよな~とちょっと思う。
あいにくボンゴをマット邸に忘れてたので、がっつりはからめず。
でも、この晩飯はほんまに楽しかった♪
皆で星空の下で、酒飲んで、ワーワー馬鹿やって、歌って、おいしいもん食べて。。
理想の晩飯。

時間も忘れて、騒いでると、温泉の入場締め切り時間間際に!
慌てて用意して、れっつごー!

温泉にはぎりぎりで間に合い、皆で文字通り裸の付き合い♪

温泉を堪能した後、マットは家に帰るということで皆で送迎。
ほんなら、ちょうど午後には着く予定だった初参戦の”つっちー”がやっと到着しそうだということで、嫁と二人で待つことに。ちょっとしたら、つっちー到着。
つっちーとは僕らのHPを通じて知り合った同い年の男性。
HPを見て何かを感じてくれ、仲間に入れて!とメッセージをくれました。
自然農をやろうと色々検索して、赤目に辿り着き、赤目のHPのリンクから僕らのHPを見たそう。
つっちーという新メンバーを連れ、家に帰る。
ほしたら、もう皆テントでおやすみモードw
まだ元気だったノブさんとヒロさんとトゥムトゥムとma-chaiとで歓迎会をする。
テントの中でw
歓迎会なのにつっちーのことそっちのけで、我が話が盛り上がるw
トゥムトゥムとma-chaiもテンション高すぎで、収集がつかんw
でも、つっちーものってきてくれ、さらに盛り上がるw
場所を外に移し、RMIを感じながらさらに馬鹿トーク。
こんな話ができる仲間がおって最高や。
結局寝たん深夜3時ぐらい?
こっちの深夜3時って都会でいう5時ぐらいのノリです。
翌日は6時には行動開始するので。。
まぁ、そんな事お構いなしに、寝床に入っても笑いすぎで寝れない。
翌日アゴと腹筋が筋肉痛だったのは僕だけではないはず。。

翌日の朝!清清しくなかったのは夜更かしや二日酔いのせいではありませんでした。
天気が雨!!
はい。妖怪アメフラシの登場です。
またお前かという突っ込みを受けつつ、朝ごはん。
僕も好きで降らしてる訳ちゃうねんけどね。。ぁぅ。。
会場に着くと関係者で既に賑わってる!
祭りの雰囲気ムンムン!
天気を除けば!!

んで、僕らも準備を終え、ついにりんご祭り開催!!!

ヒロさん、ノブさんはテントで演奏&竹墨売り。
トゥムトゥム、つっちー、たかたさん、ミヤチさん、嫁はりんご入りカレー売り。
父さん、ma-chai、マット、僕は東屋で演奏。
それぞれがそれぞれの持ち場で頑張ります☆

天候は回復に向かうどころか、どんどん悪化し、とうとう本格的な土砂降りになりました。

んで、11時45分。
出番の15分前です。
準備をして、リンゴ園のスタッフの方の声援を背に受け、メインステージに。
この時ちょっと雨が上がる。
手際よくセッティングをし、まずヒロさんのステージが始まる。
前日のリクエストに応えて、六甲颪を1小節アカペラで歌うサービス精神旺盛のヒロさん。
そんな熱いヒロさんとは対称的なオーディエンス。。
出番やなかったら最前列で盛り上げてたのにぃ!
その後の演奏ではさすがのパフォーマンス。
会場全体を自分の世界に引き込みます。
選曲も聞いてる人たちに合わせて選びはるんもさすがです。
すっかりバラバラだった会場全体をメインステージに引き付ける。
で、僕らの演奏♪

この頃にはうちのオカンと妹しゃらが駆けつけてくれた。
体調万全やない中車でわざわざ来てくれて。。
ほんま嬉しかった☆
僕はベースを繋いだ後、アンプの上にオトンの人生で一番幸せな笑顔をしてる僕の結婚式の写真と、先週火葬場で分骨さしてもらった遺灰を置く。
オトンと結婚式ん時みたいにセッションしようと思って♪
オトンにステージからの景色を見せたろうと思って♪
オトンに僕がこれまでやってきたこと、これからやっていくことを見せたいと思って♪
そら、欲を言えばオカンらと一緒に芝生の上に立って、笑顔でこっちを見てて欲しかったけどね☆
でも、どっかで見てるさねw

心の中で今までお世話になった人や家族や仲間の顔、これまで和気で体験した事、先週のオトンの葬儀の事を思い出して。
スーッと息を吐いて。
「ありがとう。っしゃー!行くぞ、こらぁー!」って心で叫んで。

メンバーに笑顔で「OK?」って。



まずはトゥムトゥムの「StandByMe」
もうトゥムトゥムとma-chaiの歌とソロに入る所のタイミングもお互い呼吸を把握して、スムーズに。
マットも初めてやのにきっちりリズムを刻んでくれてる。
バンドらしくなってきたぢゃん♪とひとりでご満悦ww
ma-chaiのソロにトゥムトゥムがシャウトで絡んだりして♪
皆楽しそう♪
トゥムトゥムも自慢のイケ面をくしゃくしゃにして熱唱!
嫁曰く「トゥムトゥムはどのタイミングで写真撮っても変顔w」だそうw

続いて、マットが三線を持って、BEGINの「島人ぬ宝」
これがまた気持ちいい。
三線の音がいい音やし、ヴォーカルもいいし、また皆で歌うサビでの掛け声が楽しい♪
前日初めて合わせした曲って完成度ではなかったのでないでしょうかw

で、次はma-chaiが歌って僕がコーラスする「WonderfulTonight」
思い出の曲やし、オカンはがっつり泣いてたみたい。
自分の中では結構いい雰囲気を醸し出せたのではと思いました。
こういう曲は音っていうより空気を出せるかって感じやもんね。
まぁ、あのシチュエーションに助けてもらった感はありますが。。

間髪いれず、アップテンポなシャッフル曲、「FutherOnUpTheRoad」
ma-chaiと父さんのギターが冴えます。
マットもだいぶドラムの感覚を取り戻してきたのか(マットは前日久しぶりにドラム触ったんやって)、オカズを入れたりしてノリノリ♪

んで、最後は定番曲、「IShotTheSheriff」
テンション上がってだんだん早くなりましたが、そこはご愛嬌w
ma-chaiも最後のロングソロだいぶやばかったです♪
逝顔で音を奏でる姿はギターの神が降臨してるようでした。
それを特等席で見れる自分はほんまに贅沢ですw

そんなこんなであっという間にステージが終了。
途中、時間が大丈夫か心配しましたが、何とか枠内に収まってたよう。
こういう時、時計もたなあかんなぁと思うんですが、嫌いなものでw

僕らの後のオカリナ奏者の方に「だいぶやってはりますなぁ♪」って声かけてもらった。
めっちゃ笑顔やったから、いいもん聞かせることができたんやと思って嬉しくなりました♪

機材を片してる時にマットが笑顔で「めちゃ楽しかった~♪」って言ってたのが印象的☆
ほんで、地元の学生さんの一団から「お疲れ様でした~!」って声をかけてもらって、びっくり!
その後、この学生さん達にウチのフロントマントゥムトゥムが囲まれてですねw
キャーキャー言われてましたw
白い顔を真っ赤にしてw
それがめっちゃおもろかったw
一緒に写真撮って下さいとか言われたり、遠目から写メで撮られたりw
ma-chaiは「いいなぁ」と口を尖がらせていましたが、後ろの楽器隊4人も負けてはないと思うので、次回頑張りますww

その後、高校の後輩でわざわざ来てくれたおさむ君とオカンと妹と嫁の5人で、りんご狩りを楽しむ。
おさむ君は前日オトンの線香を上げにウチに来てくれたみたいで、そん時りんご祭りでライヴすることを聞き、急遽一人で来てくれました。
ライヴに出る前、いきなり「先輩!」って声を掛けられて、めちゃめちゃびっくりしました。
思わず「何でお前がココにおんねん」って言ってしまいましたw
こんなして来てくれる人がおるんはほんまに幸せです。
雨でびしゃびしゃになりながら食べるりんごもまた格別でした☆

つっちー、ノブさん、たかたさん、ミヤチさんもめっちゃ手伝ってくれて。。
この仲間抜きには今回のイベントは回ってないと思います。
ほんまにありがとう♪

後片付けを終わらして、家に帰る。
急遽明日取材があるってことで、帰宅する日を延期する。
皆でお疲れさんをしてから、続々と帰路に。
残った4人で改めて楽しかったなぁって。
しみじみと実感。
ココに来てから4ヶ月。
色々ありましたが、こんな早くこんな環境を作れるとは思ってもなかった。
これからゴルフ場とのコネもできて、どんどん広がっていきます。
もうポッとコッチに来ても普通に楽しく暮らせれます。
そういう環境は出来たと思います。

この日の充実感と疲労感で支配された体には冷えたビールが堪えました。
テントの中で横になったma-chaiにはハエがたかり、おびただしい量のよだれを流してました。
つい何時間前にギター神とかしていたma-chaiが屍のようになってしまう。。
何が言いたいかというと、それぐらい疲れてたということですww


翌朝、清清しい朝。
天気は超が付くほどの快晴。
何で昨日だけあんな天気。。。orz
さすが妖怪アメフラシやなぁとのお褒めのお言葉を全員からいただきw
取材は先方の都合が付かなくなったということで延期になり、魚釣りに興じる事に。
4人と1匹で釣りをする。
時間がまたーりと流れる。
久しぶりの感覚。
最近ほんまに忙しかったからなぁ。
特に9月入ってから。

そんなこんなしてると、父さんの携帯が鳴る。
電話の相手は先日ドラムセットをくれたMさんからやった。
今度はアンプをくれるということで、すぐさまMさん邸に向かう。

Mさん邸は近所の高級住宅街(?)の一番上にあるお洒落なおうち。
Mさん邸にはカラオケしたり、映画を観たりできる、結構広いスペースがあって。
そこに案内してもらう。
壁は防音対策がしてあって、窓は二重。いたるところにスピーカが置いてあり、こだわりの深さを感じる。
僕らの演奏の後に出てはったオカリナ奏者の方もちょこちょこ来られるんだそう。
またお会いできるかな♪
これから納屋を改造して、ライヴハウスを作る僕らにとっては参考になるなる。
詳しく作った時のお話とかを聞かせてもらいました☆
竹でパンフルート作れるとかも教わったし。
この日はココに来る為にコッチに残ったんだと思います。
で、また近々ココでライヴをさせていただけることになりました♪
ありがたい!

で、家に帰って、帰宅の準備。
この数日はほんまにほんまに楽しかった。
色んな人が関わってくれて。
この輪はもっともっと広がるし、もっともっと広げたい。
オトンもさぞかし満足やったと思いますw



これからいよいよ世界がすごい事になりそうですけど、僕はこの世界でこんだけの事が出来ました。
で、それは今後も発展させて行きます。
僕のやりたい事に際限はありません。
が僕の命は有限です。
なので、最後までやりきる事は不可能です。
でも、僕が死んでも僕の意思は残ります。
やから、その意思をもっと作ります。
んで、たとえこの世界が終わっても何かが残って、次の世界が始まった時、僕の意思が伝わればそんな光栄で嬉しい事はありません。

もう僕の手を離れてる部分もあります。
そういう意味では、遣り残したことはありません。
いや、まだ死ぬつもりないけどさw
でも、いつ消えてしまうかもわからんねんから。

だから、僕は怖いもんはありません。
せっかくの楽しい中、ちゃちゃ入れられるんは心外ですが。
どんな事があっても、楽しんで生きれます。
そういう覚悟ができました。

僕が得たかったのはこの覚悟かもしれません。


何かあった時はいつでも。誰でも。RE-MEMBERを訪ねて下さい。
自由と愛と平和と音楽には困ることはありません。


皆、ありがと~ぅ!
これからもよろしくね♪
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by re-member-village | 2008-09-23 23:39 | だいちゃ

オトン

いつの間にか9月ももう終わり。
この9月は一瞬で過ぎていった。

オトンの急逝で始まった9月。

未だに実感がありません。
実家に祭られてる祭壇見ても、違和感ありあり。
そんな所で何してんねん。って。


一応葬儀では喪主を勤めさせていただきまして。
通夜と告別式で大勢の人の前で挨拶をさせてもうたんですが。
難い話は自分もオトンも嫌いなので、形式ばった挨拶なんかしたくありませんでした。
会社の偉いさんとか来てたから、ちょっとは迷ったんです。よ。これでも。一応。。
でも、最後の晴れ舞台やねんから、自分のしたい事をしようと。
オトンも生前楽しくやってくれって言ってたし。
って思って、自分の言葉で。
「オトンは~」
ってしゃべりました。

”今を楽しく生きる”って事。

聞いてくれた人がちょっとでも何かを感じてくれればと思って、喋りました。
その結果、結構な方からお褒めの言葉を頂きました。
「自分の人生を考え直しました」「逆にこっちが勇気をもらいました」って。
めっちゃ嬉しかった。

多分お葬式とかそういうイベントってほんまはこういうのを再認識する場所なんやと思う。
人間すぐ忘れるから。
自分は死なないと思ってるから。

やから、今を蔑ろにすんねん。
明日死ぬかもしれないってなると、どんだけ今日を密に生きますか?

極論やけど、毎日がそういう可能性を持ってるし、そういう気持で生きるべきやと思う。
やないと、死ぬ瞬間に後悔すると思う。

やから、僕の挨拶で多くの人にお話させてもらえたこと。それを聞いて何かを感じてくれた人がいるってこと。
それはすごい自分にとっては有意義やったと思います。
というか、逆に、あんだけの人がおっても、そういう頭で日々を過ごしてる人が少ないんやってのは、怖くも感じました。


あと、挨拶を聞いて、「立派やから、安心や」って言う人もいはってんけど、別に僕は立派ではありません。

ただ、自分の思ってることを言っただけ。
んで、言った事ってのは、皆が思ってること。
認識してるかどうか。日々注意してるかどうか。ってなだけ。
だって、自分らの楽しいと思うことをして、EnjoyLifeって言っただけでしょ?
皆もしたいことを僕はただしたいって言っただけ。
それが出来るかどうかってだけ。
出来ないのは自分がブレーキかけてるだけ。
他人にどう思われたいかってのを気にしてるだけ。

だから、立派やとかそんなんじゃないねん。
自分でやってないだけ。


会社の人とか、今までお世話になった人とか、親戚の人とか。
皆の意識がちょっとずつでも変われば、オトンも報われると思います。
だって、やっぱり自分の人生、自分でどう生きるかしかないやん。
死ぬ瞬間にどんだけ金や物や名声を持ってたって、
大勢の仲間の拍手と涙と笑顔と懐かしい思い出話に囲まれて死ぬ人生のがよっぽど素晴らしいと思う。

オトンの葬儀には2日間ですんごい大勢の人が来てくれました。
供花も会場に入りきらんぐらい来たし、電報もダンボールにいっぱい。
お通夜の日も全然人が帰らんかったし、朝までずーっと寝ずにおってくれる人もいました。
妹が夜な夜な作ったDVDも好評で何回も上映されて。
その度に皆が涙し、笑顔になって。
色んな人から色んなエピソードを聞いて。
自分の知らんかったオトンの一面も知れたし。
皆に愛されてたんやなと。

やから、人生濃く生きたんやなと思います。
趣味もいっぱいあったしね~。
やりたい事をやって、楽しんだ人生やと。
仕事も自分の手でものを作るって仕事で。
貫徹とか当たり前の仕事で、僕からしたらありえん環境やけど、それをずーっとやってて。
それができたんは好きやからでけたんやと思います。
自分はそんな自分の仕事を誇りに思ってるオトンが誇りで。

でも、手を抜けない人でもありました。
真面目なんです。
常に100%というか。
見てるこっちが肩こるような。
ドカベンでいう岩鬼みたいな。
僕は抜けすぎなんやけど。殿馬みたいな。
でもそういう人間臭いっていうかソウルフルな所は自分には無い所だったので、憧れてました。
なんでもバランスが大事ですね。
真面目すぎるのと抜けすぎてるの。
足して2で割ったらちょうどいいのにね。

オトンは2年半前から名古屋に単身赴任してました。
最後は名古屋の家で一人で倒れたんですけどね。
僕やったらいくら好きな仕事とはいえ、会社に言われても行きません。
じゃあクビやと言われても、それを受け入れます。
お金が一番やないし、生きていけるとも思ってるからです。
それより自分には愛する家族があるし、仲間も、やりたい事もあります。
それを会社の都合で邪魔されるんは我慢ならんからです。
オトンもそら名古屋に一人で行きたくなかったに違いありません。
宝塚で皆のおる家に帰りたかったに違いありません。
でも、オトンは名古屋に行くことを選択しました。
これは会社がとかやなくて、自分で選択したんです。

よく、家族の為にっていいますけど、僕はこれは言い訳にしか聞こえません。
ほんまに家族の為やったら一緒にいるんが一番の家族の為です。
お金があれば家族はそれで満足なんですか?
そうやないと思います。
そういう詭弁を用意して、正当化してるだけです。
そして、そういう選択をするしかないような世界を作ってるんです。
それが僕はくやしい。
おそらくほとんどの人がこの選択をしてしまうと思います。
帰りたいけど付き合いで飲みにとか
理不尽な出張や出向、単身赴任
そら、お金=生きるって社会ではそうなりますよ。

お通夜の時、供花にオトンの所属していた事務所の名前がなかったんです。
僕らは別に何も思いませんやん。
それを忙しい僕らを無理くり捕まえて、「申し訳なかった」って頭下げるえらいさん。
「告別式には一番前に出させてもらいますので!」って。
この期に及んでもあんた達は自分の会社の面子の事しか考えれんのか。
あんた達のポケットマネーの為にオトンは殺されたんです。
そら自分自身節制してへんかったかもしれんけど、名古屋で一人寂しく逝くことは無かった。
一番反吐が出たんは葬儀に参列してた会社のえらいさんが葬儀が終わる寸前で自分の荷物を手に取り、
葬儀が終わった瞬間に席を立ち、足早に会場から姿を消したこと。
あの光景を目の当たりにして、僕はほんまにくやしくて。悔しくて。。

あんた達にとってウチのオトンは代りがいる駒かもしれんが、俺にとってはたった一人しかおらんオトンやねん。
俺のオトン返せや。
老後を一緒に楽しもうと思ってたオカンに!
自分の葬儀をやってもらおうと思ってたお婆ちゃんに!
ヴァージンロードを歩こうと思ってた妹に!
子供の面倒見てもらおうと思ってた、オトンのことを「じぃじぃ」って呼ぼうと思ってた嫁に!

会社のえらいさんはそういう人間やって割り切ってたし、期待もなんもしてへんけど。
ほんまにあんな人間にだけはならんとこうと思った。


これを読んでくれた人に伝えたい。
会社に就職するんが人生ではありません。
お金を稼ぐ事だけが人生ではありません。
自分がいくら会社の為にと思って、家族の為にと思って、一生懸命働いても、それは自分で思っているだけ(思わされている)だけであって。
向こうは一切ありがたいなんて思ってません。
会社の存在意義がお金儲けであり、効率をいかに上げるかが最大のテーマなんやもん。
そら全部が全部とは言わんし、その流れに乗って、皆が欲しがるものを手に入れて、周りから成功者・勝ち組やと賞される人生も幸せだと思えば幸せなのかもしれません。
でも、人間的なものはあきらかに後者ではありません。
それは死ぬ時に判ります。

僕らが今学校で教わることは”いい企業に就職する為”になってます。
それが最高の人生を送る為だという大義名分の下でです。
そして、企業に就職し、賃金を貰う代りに拘束され、自由な時間を奪われます。
目標にするのは、周囲から賞賛を得る為の・ステータスを得る為の消費。
これも自分で選択するのではなく、周囲の影響。
そして、常識に反する者、働かない者には居心地の悪い環境を作り出し、働かない事が”悪”のようにされる。
こんなループにはめられてる人生、自分を生きたと言えますか?
自分の子供に胸張って言えますか?
このループを作り出したんは誰ですか?
このループに全人類をはめ込んで、一番得をしているのは誰ですか?
よく考えてみてください。

ちっちゃい頃、やりたかった事をやりたいだけやれない事に理不尽を感じませんでしたか?
大きくなるにつれて、自分を納得させませんでしたか?
聞き分けのいい子を演じてませんか?
それは誰の為にですか?
自分の為にですか?

確実に今のこの世の中はおかしいです。
オトンも生前、よく言ってました。

幸い、オトンは自分のしたい事を仕事でできたので、幸せでした。
人間臭い家族がいたので、幸せでした。
好きなことを好きなだけさせ、「ハイハイ」と言いながら付き合ってくれるオカンがいたので、幸せでした。


人生をかけて好きなことをやれる仕事をひとつ見つける事。
人生をかけて愛する相手を一人見つける事。
この二つがあれば、人生は最高の人生だと思います。
他には何もいりません。

そういう意味では両方を手に入れたオトンはほんまに幸せでした。


「僕の尊敬する芸術家であり、
革命家であり、
自由人であり、
親父であり、
親友であるオトンに拍手をしてやって下さい。
お願いします。」

告別式の挨拶の最後に言った言葉です。
最後に無言で送られる事に僕はすんごい違和感を覚えたんです。
人生を生き、数々の思い出という作品を見て、最後に拍手もせんのかと。
必死に生きた人間に対して、感謝の意も示さんのかと。
もう人間ではなく、モノとして見てんのかと。
お通夜の挨拶の後、告別式での挨拶を考えてて、これはいかんと。
絶対に拍手さしてやると思いました。

泣きたくなかったけど、声がふるえちゃいました。

また、オトンの夢であった、家族皆でのハワイ。
これを実現する為に分骨してもらいました。
これは絶対何があってもいってきます。
その時はまた報告させてもらいます。





オトン。
蛙の子は蛙やわ。
ありがとう。
お疲れさん。
またね♪
さぁ、次は何をしよう!!
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by re-member-village | 2008-09-22 23:15 | だいちゃ